数多くの製品を開発し、研究開発業界で活躍しているシンキー。このページでは、シンキーの会社の特徴と、生産している撹拌脱泡機の容量・大きさなどの概要を紹介しています。
撹拌と脱泡の2つのモード設定で、低粘度から高粘度の材料まで幅広く対応しており、微粒子の均一分散が可能です。数mlから250mlまでの材料処理を実現できる容器・アダプターが充実しています。また、冷却機能は独自のものを搭載しています。
お客さんのニーズに応えるため、特注仕様でのアダプター制作を行っています。
専用設計の排熱装置です。ミキサー装置内の温度が上昇してしまうのを、およそ10℃低減することが可能です。その結果、装置をクールダウンするのに必要なインターバル時間を短くすることができます。業務の効率化につながる装置だとえいます。
攪拌・分散・脱泡した材料をスピーディーにシリンジへと充填することができます。気泡も発生しません。3ml,・5ml,・10mlの小容量シリンジへの充填が可能なので、少量を扱うときに作業効率が下がってしまう課題をクリアできます。
撹拌モードと最大670Gの加速度と真空で、撹拌と脱泡を強力に同時処理できます。回転数を変えることができ、材料の性質に応じて適切な設定が可能です。タッチパネル搭載で、条件設定は簡単です。また、外部通信機能を搭載し、リモート運転ができるため、作業効率の向上が期待できます。
低粘度のシリコーン樹脂やLED蛍光体など比重の高いフィラーを均一分散でき、サブミクロンレベルの気泡除去も可能です。0.1kPa単位の真空設定が可能なため、飽和蒸気圧を考慮した処理を行えます。
シンキーでは、装置のカスタマイズを受け付けているとの記載がありましたが、詳しくはわかりませんでした。詳細は問い合わせる必要があります。
シンキーは、製品に1年間の無償保証を付与しています。無償保証期間が終了した後も、定期メンテナンスやオーバーホールなどの有償サポートを設けることで、最長20年にわたり、愛用してもらえる体制を築いています。また、導入後の技術サポートも行っています。
あわとり練太郎シリーズ、ナノ太郎シリーズなどのシンキー製品は、2021年10月時点で56か国、3.8万台を超える導入実績があります。多くの研究開発や素材開発に力をいれる企業、大学、研究機関などで導入され、研究者やエンジニアにとって欠かせない機器として定着しています。
所在地 | 東京都千代田区外神田2-16-2 第2ディーアイシービル |
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営業時間 | 9:30~12:00、13:00~17:00 |
定休日 | 土日祝 |
電話番号 | 03-5207-2666 |
公式HP | https://www.thinkymixer.com/ja-jp/ |
独自の4カップ仕様により、最大80Lの大量処理が可能。
1カップ300mlから7000mlまでの間で、容量区分のラインナップが最多。
研究用コンパクト機のなかでも、100mlの最小モデルあり。
2021年11月2日時点でGoogle検索で「撹拌脱泡機」と検索し表示されたメーカー公式サイト19社の中から、「カスタマイズ可能」「レンタル可能」「デモ利用可能」の記載があった3社を表示しています。それぞれのメーカーが生産している機械のラインナップの特徴を基に、利用シーンをお勧めしています。
※多量・大容量の処理向き…一度に合計40L以上の処理を行える機械を生産しているメーカーを選出。小~中容量の処理向き…300mlから1Lの容量で処理可能な機械を多種生産しているメーカーを選出。小容量での開発処理向き…100mlの容量で処理できる機械を多種生産しているメーカーを選出。