処理能力に妥協なし!利用目的で選ぶ撹拌脱泡機
Bi MAZE NAVI

処理能力に妥協なし!
利用目的で選ぶ撹拌脱泡機

撹拌脱泡機は、自転公転ミキサー、自転公転撹拌機とも呼ばれ、スピーディーに精度の高い処理ができ、素材ロスや作業ロスが少なく生産効率が高まるというメリットがあります。

当サイトでは、効率的な撹拌脱泡機利用のため、処理目的ごとに適した機械を生産しているメーカーを抽出。その特徴を詳しく調べました。

効率的な処理を追求できる
撹拌脱泡機メーカー厳選3社

自社製品や素材の特性に合わせて繊細な調整ができ、効率化につながるカスタマイズ性と、自社製品での処理精度をしっかり追求できるようレンタルとデモの両方ができることに注目し、処理目的ごとにメーカーを厳選しました。
量産‧⼯業利⽤
多量・大容量の
処理向き

三星工業

独自の4カップ仕様により、最大80Lの大量処理が可能。

処理可能な容器の容量
300ml未満
1L未満
10L未満
20L未満
20L以上

撹拌脱泡機の
特徴をチェック

公式HPで
詳しく確認

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量産‧⼯業利⽤
小~中容量の
処理向き

写真化学
(プロダクトカンパニー)

1カップ300mlから7000mlまでの間で、中容量のラインナップが最多

処理可能な容器の容量
300ml未満
1L未満
10L未満
20L未満
20L以上

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研究開発利用
小容量での
開発処理向き

シンキー

研究用コンパクト機のなかでも、100mlの小型モデルあり。

処理可能な容器の容量
300ml未満
1L未満
10L未満
20L未満
20L以上

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2021年11月2日時点で、Google検索で「撹拌脱泡機」と検索し表示されたメーカー公式サイト19社の中から、「カスタマイズ可能」「レンタル可能」「デモ利用可能」の記載があった3社を表示しています。それぞれのメーカーが製造している機械のラインナップの特徴を基に、利用シーンをお勧めしています。
【選出基準】
多量・大容量の処理向き…一度に合計40L以上の処理を行える機械を製造しているメーカーを選出。
小~中容量の処理向き…300mlから1Lの容量で処理可能な機械を多種製造しているメーカーを選出。
小容量での開発処理向き…100mlの容量で処理できる機械を多種製造しているメーカーを選出。

搭載(処理)容量順
機種スペック一覧

メーカー 型番 搭載容器・容器数 合計容量 最大攪拌速度
公転
最大攪拌速度
自転
備考
三星工業 HR003-04A/V 300ml(300g) × 4 1200g 1000rpm 2000rpm -
HR003-04VRS 300ml(300g) × 4 1200g 1000rpm 2000rpm 自公転比率可変モデル
HR005-04A/V 500ml(500g) × 4 2000g 800rpm 1600rpm -
HR010-04A/V 1000ml(1000g) × 4 4000g 800rpm 1600rpm -
HR020-04A/V 2000ml(2000g) × 4 8000g 700rpm 1600rpm -
HR020-04VRS 2000ml(2000g) × 4 8000g 700rpm 2100rpm 自公転比率可変モデル
HR040-04A/V 4000ml(4000g) × 4 16000g 500rpm 1000rpm -
HR100-04A/V 10000ml(10000g) × 4 40000g 250rpm 700rpm -
HR200-04A/V 20000ml(20000g) × 4 80000g 250rpm 500rpm -
写真化学 SK-300SII 300ml(300g)×1 300g 2200rpm 800rpm 中間モードあり
SK-300S 300ml(300g)×1 300g 2200rpm 800rpm 中間モードなし
SK-350TII 400ml(350g)×2 350g 9段階 10段階 -
SK-300TVS-A 300ml(300g)×2 600g 9段階 10段階 -
SK-400TR 400ml(350g)×2 700g 1400rpm 2000rpm -
SK-BS12 360ml(12ozバレル)、180ml(6ozバレル)×2 700g 9段階 10段階 バレルシリーズ撹拌脱泡装置
SK-350TV 400ml(350g)×2 700g 9段階 10段階 処理量優先(ストレートカップ受け)
SK-350TVS 400ml(350g)×2 700g 9段階 10段階 攪拌力優先(シフトカップ受け)
SK-1100T 1100ml(1000g)×2 2000g 9段階 10段階 -
SK-1100TVIII 1100ml(1000g)×2 2000g 9段階 10段階 処理量優先(ストレートカップ受け)
SK-1100TVSIII 1100ml(1000g)×2 2000g 9段階 10段階 攪拌力優先(シフトカップ受け)
SK-2000T 2000ml(2000g)×2 4000g 9段階 10段階 -
SK-3000TII 2000ml(3000g)×2 6000g 9段階 10段階 -
SK-4000T 4000ml(5000g)×2 10000g 600rpm 600rpm -
SK-4000TV 4000ml(5000g)×2 10000g 600rpm 600rpm -
SK-10000T 7000ml(10000g)×2 20000g 400rpm 400rpm -
SK-10000TV 7000ml(10000g)×2 20000g 400rpm 400rpm -
SK-MP12 6プレート×2 12ozバレル、6ozバレル×2 9段階 10段階 マイクロプレート撹拌脱泡装置
シンキー AR-100 300ml、150ml×1 140g - - -
ARE-310 650ml×1 310g - - -
ARV-310P 100ml×1 310g - - -
ARV-310LED 300ml×1 310g - - -
ARE-312 650ml×1 310g - - -
ARV-501 300ml×2 700g - - -
ARE-400TWIN 750ml、550ml×2 800g 1600rpm 1600rpm -
ARE-501 550ml×1 1100g - - -
ARE-500 300 ml、150 ml×1 1100g - - -
ARV-931TWIN 750ml×2 1860g - - -
ARV-930TWIN 4000ml×1 1860g - - -
ARV-5000 4000ml×2 5000g - - -
ARV-3000TWIN 10000ml×2 10000g - - -
ARV-10kTWIN 300ml×1 29000g - - -

※2024年9月6日調査時点

撹拌脱泡機の選び⽅

Step1:撹拌・脱泡の能力

Step1:撹拌・脱泡の能力

撹拌・脱泡の精度は、機械の仕組みで選べます。プロペラ付きのタイプと遠心力を利用した自転公転方式のタイプがあります。処理速度や精度、メンテナンス性に優れた撹拌脱泡機としては、パワフルな自転公転方式の撹拌脱泡機がおすすめです。自転公転方式の撹拌脱泡機は、遠心力である程度の脱泡能力はありますが、粘度の高い素材に対しては真空機能を追加したほうが良いでしょう。

Step2:カスタマイズ範囲

Step2:カスタマイズ範囲

カスタマイズは、素材の品質保持のための冷却や温度管理、または商品容器のままの処理を行う際になくてはならないものです。基本の撹拌脱泡機の性能以上に追加すべきカスタマイズ条件があれば、それに対応できるメーカーを選ぶ必要があります。
自社に必要なカスタマイズができるのかを選定時に把握しておくことが重要です。

Step3:処理容量・容器サイズ

Step3:処理容量・容器サイズ

処理容量は、機械の本体価格に影響します。本体価格を最小限に収めるためにも、そして効率化のためにも、処理したい素材の商品化や生産現場に合わせて適切な容器サイズの機械を選ぶことが重要です。容量・容器サイズのみではなく、1度に処理できる容器の数も注目ポイントです。メーカー・機械スペックにより異なりますが、1~4個の幅があり、効率化を求めるなら数が多いものを選ぶと良いでしょう。

Step4:レンタル・デモの有無

Step4:レンタル・デモの有無

実際の処理能力が十分か、使用したい容器での稼働が可能か、あらかじめ使用感を確かめるのが良いでしょう。方法としては、メーカーを実際に訪れての実機デモや、実機を取り寄せてのレンタルがあります。レンタル・デモは機種が限定されている場合があるため、目的の機械が対応可能か、どの機種なら条件が近いかまで確認しておきたいところです。

撹拌脱泡機メーカーの詳細紹介

多量‧⼤容量の処理向き

三星⼯業

三星⼯業のHPキャプチャ
引用:三星工業公式HP(https://www.mitsuboshi-k.co.jp/)

よく対応している業界

電子・電気
医療・医薬
自動車
機械工具
建築資材
化粧品
化学
歯科材料
特殊繊維等
食品
大学
試験

※該当しなくても対応可能な場合があります。
詳しくはお問い合わせください。

処理可能な容器の容量

300ml未満
500ml未満
1L未満
10L未満
20L未満
20L以上

処理可能な素材例

粉体
シリカ、顔料、添加剤、セラミック、金属粉末など
液体
高粘度樹脂、ワニス、溶剤、増粘剤、オイル、アクリル液、UV硬化性樹脂など

三星⼯業の特徴

最大80Lの超大容量!強力な撹拌脱泡構造で、処理精度に妥協なし

大学と研究開発した、強力な処理能力を引き出せる自公転比2:1で、性能の良さが特徴の機械を製造。短時間で精度の高い処理が行えます。
全モデルで真空タイプに変更もできるので、粘度の高い素材に溶解した気体の脱泡も可能です。
通常1度に2カップの処理のところ、4カップも同時処理できるため、大幅な効率アップが期待できます。20L容量の容器を4つ同時処理すると、1度で最大80Lもの撹拌脱泡を行えるというのがポイントです。

導入前に使い勝手を試せる、全モデル最大1か月間の長期レンタル

モデルを問わず、最大1か月間、機械のレンタルを有償で行っています。特に大型機は動く金額も大きいため、導入前にサンプル生産をし、実際の工場ラインでの稼働を見極めたいところ。長期で確かめられる実用的なサービスです。
さらに、三星工業の機械は壊れにくさも特徴。シンプルでメンテナンスがしやすい構造で、騒音が少ないという特徴があります。実機レンタルでその使い勝手の良さも試せます。

三星⼯業のカスタマイズについて

細かな要望に応える熟練の技術力。
さまざまな手法で効率化・課題解決を目指す

熟練の技術者による精密な設計で要望に応えることが可能です。パーツ事業部があり、細かな要望に対し自社で対応しています。
素材の成分を保つための冷却や、温度監視システム指定容器のまま処理を行うための対応、運転情報の通信防爆・クリーンルーム化へ対応しています。
その技術力で、シリンジ対応の機械から研究用・大量生産用までさまざまなモデルを製造しています。

三星⼯業の撹拌脱泡機で可能な処理を
公式HPで詳しく⾒る

電話で問いあわせる

三星工業が製造している
撹拌脱泡機

HR100-04A/V
三星工業が製造するHR100-04A/Vの画像
引用:三星工業公式HP
(https://www.mitsuboshi-k.co.jp/high_rotor/)
撹拌脱泡方式 自転・公転タイプ、
真空タイプへ変更可
容量 10L×4カップ
サイズ 1350×2000×1220(mm)
重量 記載なし

素材分子の破壊を伴わないながらも高い分散力を生み出し、短時間での分散、高精度での脱泡を実現しています。10Lの容器を4つ同時に撹拌脱泡できる、大型機械です。

HR200-04A/V
三星工業が製造するHR200-04A/Vの画像
引用:三星工業公式HP
(https://www.mitsuboshi-k.co.jp/high_rotor/)
撹拌脱泡方式 自転・公転タイプ、
真空タイプへ変更可
容量 20L×4カップ
サイズ 1610×2260×1350(mm)
重量 記載なし

20Lの容器を同時に4つ処理可能な、超大型の機械です。容器の重量もかなりのものになるため、三星工業ではマテハンとの連携もできるよう、オプションで依頼が可能。効率的な処理に一役買えます。

三星⼯業の撹拌脱泡機で可能な処理を
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三星⼯業の基本情報

所在地 新潟県上越市柿崎区法音寺345番地
営業時間 記載なし
定休日 土日
電話番号 052-536-2257
公式HP https://www.mitsuboshi-k.co.jp/high_rotor/

真空撹拌機ハイ・ローターの
オンラインデモ

小~中容量の処理向き

写真化学
(プロダクトカンパニー)

写真化学のHPキャプチャ
引用元:写真化学公式HP
https://www.shashin-kagaku.co.jp/

主な対応業界

電子・電気
医療・医薬
自動車
機械工具
建築資材
化粧品
化学
歯科材料
特殊繊維等
食品
大学
試験
エネルギー

※該当しなくても対応可能な場合があります。
詳しくはお問い合わせください。

処理可能な容器の容量

300ml未満
500ml未満
1L未満
10L未満
20L未満
20L以上

処理可能な素材例

粉体
顔料、酸化チタンなど
液体
接着剤、フィラー、導電性ペースト、コーディング剤、カーボン剤、塗料、ゲル剤など

写真化学の特徴

小~中容量モデルが細かい分類で選びやすい

小容量から中容量のラインナップが豊富な写真化学。小~中容量のうち、求める性能や精度によって選べるよう、細かく分類されています。
ラインナップが豊富なため、真空機能の有無や、撹拌脱泡の強さ、自転公転のセパレートコントロールなど、求める機能が見つかります。
自社容器のまま、できる限り標準スペックの機械を導入したいという人に向いています。

撹拌脱泡とその他の専門分野で課題解決に貢献

写真化学は、「お客様の課題を解決する事がお客さまの未来を形づくる」という信念を掲げています。「分ける」「混ぜる」「造る」「測る」「流す」という5つの専門分野の製品と技術力により、総合的な生産ライン作成に貢献しています。
撹拌脱泡機のみならず、計量器などとともに自動化に向けた効率化を目指せます。

写真化学のカスタマイズについて

構造自体をカスタマイズして、
撹拌脱泡の精度を上げる

さまざまな要望に柔軟に対応するカスタマイズ体制を整えています。防爆モーターのインバータへの置き換え、エアパージ機能、排気ダクト取り付け、シグナルタワー取り付けといった安全増し構造へのカスタマイズはもちろん、オイル式真空ポンプをドライ式に変更することや指定容器を装着することも可能です。

写真化学プロダクトカンパニー
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写真化学の撹拌脱泡機

SK-350T 2×400ml
写真化学が製造するSK-350T 2×400mlの画像
引用:写真化学公式HP
(https://www.kakuhunter.com/products/SK-350T.php)
撹拌脱泡方式 自転・公転タイプ
容量 400ml×2カップ
サイズ 400×482×495(mm)
重量 約50kg

公転と自転の回転速度を個別に設定できる機能を備えており、90通りの回転パターンがあります。研究開発から小スケール生産まで対応しています。ハイスピードモードや、比重差のある材料の分離を抑制する分離防止モードも搭載されています。

SK-2000T 2×2000ml
写真化学が製造するSK-2000T 2×2000mlの画像
引用:写真化学公式HP
(https://www.kakuhunter.com/products/SK-2000T.php)
撹拌脱泡方式 自転・公転タイプ
容量 2000ml×2カップ
サイズ W646×D662×H730(mm)
重量 約225kg

お客様のご使用容器に対応するオーダーメイド撹拌機。 アダプターを併用すれば複数容器も装着可能で、生産量に応じた容器選択により材料のロスを削減します。アダプターレスにすれば、処理量を確保することも可能です。

写真化学プロダクトカンパニー
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写真化学の基本情報

所在地 【プロダクトカンパニー 草津事業所】滋賀県草津市野路東7丁目2番10号
【東京テクニカルセンター】東京都新宿区新宿1丁目26番6号 新宿加藤ビル6階
営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝
電話番号 【プロダクトカンパニー 草津事業所】077-566-1208
【東京テクニカルセンター】03-5361-6688
公式HP https://www.shashin-kagaku.co.jp/skp/

カクハンターのオンラインデモ

公式HPでカクハンターのオンラインデモを視聴できます。

小容量での開発処理向き

シンキー

シンキー公式のHPキャプチャ
引用:シンキー公式HP
(https://www.thinkymixer.com/ja-jp/)

主な対応業界

電子・電気
医療・医薬
自動車
機械工具
建築資材
化粧品
化学
歯科材料
特殊繊維等
食品
大学
試験
製紙

※該当しなくても対応可能な場合があります。
詳しくはお問い合わせください。

処理可能な容器の容量

300ml未満
500ml未満
1L未満
10L未満
20L未満
20L以上

処理可能な素材例

粉体
アルミナ、酸化チタンなど
液体
シール材、グリス、ガラスペースト、シリコーン樹脂、PDMSなど

シンキーの特徴

研究開発用の機械で幅広く展開

あわとり練太郎シリーズ、ナノ太郎シリーズなどのシンキー製品は、世界各国に流通しています。製品の多くは、研究開発や素材開発に力を入れている企業・大学・研究機関などに導入されています。
100mlの使い捨て容器専用の撹拌脱泡機から、400mlまでの間で特に多くのモデルを展開。電子・樹脂素材などの研究開発で活躍しています。

保証期間・定期メンテナンスなど充実のサポート体制

シンキーは、製品に1年間の無償保証を付与しています。無償保証期間が終了した後も、定期メンテナンスやオーバーホールなどの有償サポートを設けることで、最長20年にわたり、使用し続けられる体制を築いています。研究開発は短期間で終わるものではないため、長期のサポートは大きなメリットです。
また、導入後の技術サポートも行っています。ラボの評価試験やレシピ相談など、研究開発で行き詰った場合でも、プロからのアドバイスを受けられます(一部有償)。

シンキーのカスタマイズについて

使用中の容器合わせたアダプターの新規設計

シンキーでは、装置のカスタマイズを受け付けています。ご使用中の容器サイズに合わせたアダプターの新規設計にも対応しています。詳しいカスタマイズの詳細については直接お問い合わせください。

シンキーの撹拌脱泡機で可能な処理を
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シンキーが製造している撹拌脱泡機

AR-100 140g(100mlディスポ容器)
シンキーが製造するAR-100 140g(100mlディスポ容器)の画像
引用:シンキー公式HP
(https://www.thinkymixer.com/ja-jp/products/ar-100/)
撹拌脱泡方式 自転/公転プロペラレス混和方式
容量 140g
サイズ H328×W250×D250(mm)
重量 約15kg

廃棄処理をしやすい、使い捨て(ディスポーザル)容器を標準で採用しています。また、コンパクトサイズのAR‐100は、基礎研究や開発の初期検討など用途に使いやすい機器です。

ARV-310P 310g
シンキーが製造するAR-100の画像
引用:シンキー公式HP
(https://www.thinkymixer.com/ja-jp/products/arv-310p/)
撹拌脱泡方式 自転・公転タイプ
容量 300ml
サイズ 450×555×645(mm)
重量 記載なし

低粘度のシリコン樹脂やLED蛍光体など比重の高いフィラーを均一分散でき、サブミクロンレベルの気泡除去も可能です。0.1kPa単位の真空設定が可能なため、飽和蒸気圧を考慮した処理を行えます。

シンキーの撹拌脱泡機で可能な処理を
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シンキーの基本情報

所在地 東京都千代田区外神田2-16-2 第2ディーアイシービル
営業時間 9:30~12:00、13:00~17:00
定休日 土日祝
電話番号 03-5207-2666
公式HP https://www.thinkymixer.com/ja-jp/

あわとり練太郎 ARV-310の
オンラインデモ

【PR】ラボ機と量産機、同メーカー購⼊のすすめ

【PR】ラボ機と量産機、同メーカー購入のすすめ
引用元:三星工業公式HP
https://www.mitsuboshi-k.co.jp/high_rotor/

撹拌脱泡機のラボ機と量産機を同じメーカーで購入する効率化のアイディアを紹介。機械選定・撹拌脱泡の設定・量産までのスピードで大きなメリットがあります。ラボ機と量産機を同時購入するとどう良いのか、具体的なメリットをお伝えします。

ラボ機と量産機、
同時購⼊のすすめを⾒る

容量別でみる
撹拌脱泡機

撹拌脱泡機を選ぶ際、重要になるのが容量。撹拌脱泡機の処理可能容量より、処理したい素材の量が多すぎても少なすぎても、効率化の面で不都合があります。ここでは、自社で扱う素材・材料の容量に合わせて選べるよう、撹拌脱泡機の容量別にメーカーと機種をまとめて紹介しています。

主に研究や実験用として利用される、処理容量が50mlから400mlまでの小型の撹拌脱泡機を紹介しています。

開発研究用や生産用として多くの業種で活躍している、処理容量が400mlから1,000mlまでの撹拌脱泡機を紹介しています。販売容器ごと処理したい人に向いているページです。

生産用として導入されることの多い、処理容量が1Lから4Lの中型撹拌脱泡機を紹介しています。一斗缶など、大きめの容器での処理・販売を考えている方に向いています。

生産用として導入されることの多い処理容量が4Lから10Lの撹拌脱泡機を、処理容量別にまとめて紹介しています。

処理容量が10L以上の撹拌脱泡機をまとめて紹介しています。工場ラインでの処理を考えている人のためのページです。

悩み別!撹拌脱泡機の活躍シーン

撹拌脱泡機を、安全・スピーディーに効率よく活用できるシーンや、さまざまな業界での撹拌脱泡機器の活用事例をまとめて紹介しています。
高粘度の素材

高粘度の素材をきれいに撹拌脱泡したい

高粘度の素材を撹拌、脱泡する際の悩みや問題などを抱えていませんか?そんな悩みや問題を解決できる、撹拌脱泡機を活用した事例を紹介しています。

粉末と液体の混合

粉末と液体をきれいに混合したい

撹拌脱泡機は、粉末と液体を混ぜるためにも使われています。手作業で混ぜるとムラも時間もかかり、均一にならない場合があります。ここでは、撹拌脱泡機を使って、粉末と液体を混ぜた事例を紹介しています。

ペンキを効率的に混ぜる

ペンキを効率的に混ぜたい

ペンキなどの塗料は、均一でないと塗りムラを生じやすくなります。手作業での撹拌で均一に混ぜることは難しいため、ほとんどの場合、機械を使用します。ここでは、機械を使用して塗料などを撹拌脱泡した事例を紹介します。

粘度の高い樹脂を混ぜる

粘度の高い樹脂を混ぜたい

粘度の高い樹脂は、粘度が高いため、手作業での撹拌で特にムラができやすい素材です。脱泡の精度が甘いと、透明度が低くなり、もろくなりがちで、高品質な仕上がりにするには撹拌脱泡が必要です。撹拌脱泡機を用いて、高精度かつ効率的に処理した事例を紹介しています。

液中の気体を除去し、品質を上げたい

液中の気体を除去し、
品質を上げたい

液体の材料を混ぜ合わせた時、気体が混入すると、見た目や品質に影響が出ます。機械に充填して使用する場合、詰まりなどエラーの原因になる場合もあります。材料に混入した気体を取り除き、品質の保持・向上を実現した撹拌脱泡機の使用事例を紹介しています。

撹拌脱泡機の基礎知識

撹拌脱泡機は、精密機器の開発・製造現場や、研究開発施設、病院や検査センター、建設現場や塗装工事現場など、さまざまなシーンや業界で活用されています。撹拌脱泡機では、固体や液体、粉体など、幅広い種類の素材の処理を行えます。撹拌脱泡機の仕組みから、導入メリット、選び方の解説までの基本的な知識をまとめています。

撹拌機は、素材を混ぜ合わせる際に使う道具です。プロペラをつけたものや、遠心力を活用したものがあります。
様々な目的で使用される撹拌機ですが、目的に合わせて機械モデルを選択しましょう。撹拌機とは何か、撹拌脱泡機との違いは何かについて、機械の仕組みから見ていきます。

脱泡機は、液体に混入している気体を除去する装置です。真空装置を使ったものや、遠心力を活用して気体を押しつぶすものがあります。
シリンジのまま脱泡するものから、工場ラインで使う大型のものまで大きさも様々です。
脱泡機とは何か、撹拌脱泡機との違いは何かについて、脱泡機の仕組みから順に見ていきます。

撹拌脱泡機は、「撹拌機」と「脱泡機」の2つを併せた装置です。価格だけで考えると、別々に購入したほうが価格的に良いのではないかと思う方も少なくはないと思います。しかし価格だけで機械を決めては、長い目で見ると損をする場合もあります。どんな場合に機械を個別で買うべきか、撹拌脱泡機1台を買ったほうが良いのか、それぞれ解説しています。

撹拌脱泡機とはどんな機械なのか、撹拌脱泡機がどのような方法で撹拌・脱泡を行っているのかをまとめています。「羽根」や「棒」を使用した撹拌方法と遠心力を利用した撹拌方法、「真空ポンプ」を使う脱泡方法と「回転力」で気泡をつぶす方法のそれぞれについて紹介しています。

撹拌脱泡機の中には、遠心力で撹拌・脱泡を同時に行うタイプがあります。遠心力とはどのようなものか、またどのような素材を処理するのに向いているのかなど、詳しく解説しています。

撹拌脱泡機を選ぶときは「容量」を確認することが重要です。装置を選ぶ際になぜ「容量」が重要なのか、容量とは何を指しているのか、撹拌脱泡機で使う容器の種類や素材などと併せて紹介しています。

撹拌脱泡機は電子や自動車、医療、化学、化粧品など幅広い業界で使われています。撹拌脱泡機では、それぞれの業界でどんな素材や材料を処理されているのか、撹拌脱泡機で処理した事例とともに紹介しています。

撹拌脱泡機は、基本的に途中で処理容量を変更できないため、使用する容器や処理容量に合わせて買うべき機械が決まってきます。自社の容器でそのまま撹拌脱泡できるのか、温度管理をモニターできるのかなど、カスタマイズでできることをリストアップしました。

撹拌脱泡機を使用する場所によっては、安全性向上のために防爆仕様が求められるケースがあります。例えば、作業環境で可燃性ガスや粉塵、蒸気が発生するケースなど、火災や爆発の危険のある場所で作業する際には防止策が必要です。防爆の意味や防爆仕様が必要になる状況を詳しく紹介します。

遠心力を活用した撹拌脱泡機は、省令で定期的な自主検査を行うことになっています。もちろん、それ以外の機械でも長持ちさせ、事故や故障を事前に防止するためには定期的なメンテナンスが重要です。メンテナンス方法を詳しく紹介します。

撹拌機では邪魔板が使用されています。攪拌の方法によってはとても大きな効果をもたらしてくれる板で、いくつか種類があります。このページでは、そんな邪魔板についてを解説しています。

攪拌の際、攪拌不良やトラブルが起きるリスクもあります。そこで、なぜ攪拌不良が起きてしまうのかについて、トラブルの原因をご紹介。原因を把握できれば、対策も立てられるでしょう。

撹拌機は正しく使用してこそですが、安全対策が不十分だと時に大きなトラブルが起きる可能性があります。実際、過去には撹拌機によって大きな事故が起きてしまいました。安全性も大切だからこそ、このページでは撹拌機の安全対策をご紹介します。

撹拌機には手動のものと自動のものがあります。ここではパワーミキサーやペイントミキサー、スティックミキサーなど、手動で使う撹拌機の特徴を紹介。撹拌機は希望する用途に合わせ、適切なものを選ぶようにしましょう。

攪拌機は均一化させることは得意ではなく、一方で切断に対応可能な機械です。製造工場だけでなく、食品工場にも活用されています。ホモジナイザーは均一化を得意としており、化粧品の製造業界などに利用されるケースもある機器です。

どのような食品を作るかによって適した撹拌機も異なってきます。ニーズに合ったものでなければ思うような効果が得られないことも。本当に必要な機能や清掃・メンテナンスのしやすさなどをしっかりとチェックしましょう。

実験では単に試薬を混ぜるだけでなく、適切な攪拌速度や正確な攪拌作業、コンタミリスクへの対策など多角的な機能を備えた実験用攪拌機が求められます。実験室や研究室で利用できる攪拌機の性質や特徴の参考にご活用ください。

流体速度の変化によって圧力が変化して流れる方向が変化するというベルヌーイ効果を利用して、プロペラを使わない攪拌体によってワークとなる流体を攪拌し、泡立ちや空気の巻き込みを抑えられる「ベルヌーイ流攪拌機」も開発されています。

攪拌中に髪の毛やゴミ、機器の一部といった異物がワークへ混入してしまうと、攪拌機の中身が全て汚染されたり、攪拌した内容物を全て廃棄したりといった被害が拡大します。攪拌作業における異物リスクの把握と異物混入対策は重要です。

実際の用途例として化粧品の作成があげられる、化粧品作成に使用できるおすすめの撹拌機についてピックアップしています。泡立ちを防ぐ脱泡機能や、その他オプションパーツによる柔軟な使い勝手などに注目して選んでみてください。

機能性について認められた、歯科技工用に使用できる撹拌機についておすすめをピックアップしています。医療現場で扱える安全性と利便性の高さに加えて、設置のしやすさや静音性、タイマーなどの機能性に注目してみてください。

自転公転式のミキサーは、プロペラを使用せず、材料によって生じる上下対流および渦巻流のみで撹拌脱泡ができるという特徴があります。構造もシンプルであるため、機材のメンテナンスも簡単です。

ただ、大容量を処理したい場合には、プロペラ式ミキサーのほうが適している場合があります。けれども、プロペラ式は構造上、摩耗が激しいという欠点があります。異なる構造・原理で機能するそれぞれのミキサーについて、特徴をふまえた上で、自社のニーズに合うものを選択することが大切です。

撹拌効率性をアップさせる方法は複数あります。粘度が高いなら、ヒーターユニットにより温めるのが有効です。バッフルを使用して乱流を起こす方法もありますし、撹拌しやすい容器を選ぶのも有効です。撹拌機は液体やニーズに合わせた機器を導入しましょう。

容器の中心からずれた場所に撹拌位置を調整することで、効率性を高められます。比重が重い、槽の流出ノズルに内容物が溜まるようなら、容器の下方に設置してみてください。また、邪魔板を設置すれば撹拌槽に乱入を起こせます。

撹拌に関連するニュースは、新しい情報を得るときに有効です。プラモデル用塗料撹拌ツールや粉体撹拌機の試作機などが開発されていまし、堆肥づくりにも撹拌機が使われています。ただし、導入の際には事故防止と対策の徹底が必要です。

対応可能な撹拌脱泡機の方式が分かるメーカー一覧

撹拌脱泡機のメーカー全40社の概要を紹介しています。それぞれの製造している機械については、各ページで概要をまとめています。

微粉砕・分散機の総合メーカーであるアシザワ・ファインテック。ナノサイズの微細化が可能な機械や、遠心力と真空装置で脱泡する大型機械、低せん断で真空脱泡できる機械など、幅広く製造を行っています。

所在地 千葉県習志野市茜浜1-4-2

EME

真空撹拌脱泡ミキサーメーカーとして技術開発を行っているEME。購入までに実際の機械性能を試せるように、実験センターを設置しています。センターでは経験豊富な専門家が対応してくれます。

所在地 東京都品川区東五反田1-2-25

高分子・理化学・医学・バイオなどの分野に技術を提供する理化学機器メーカーの井元製作所。小型の研究用撹拌脱泡機を製造しています。各種装置のデモ機を用意しているので、導入前の確認ができます。

所在地 京都府京都市上京区今出川通七本松東入上ル突抜町501

幅広い分野に最先端機器を販売している入江株式会社。多数の撹拌脱泡機の販売を行っている商社です。修理・校正などのアフターサービスを手厚く行っています。

所在地 東京都中央区日本橋本町4-5-14

2液ディスペンサーの専門メーカーであるエムアンドケー。1L以上20Lまでの撹拌脱泡機を製造しています。オーダーメイドの制作に対応していることも特徴です。

所在地 愛知県名古屋市緑区大高町寅新田12番地

真空脱泡が得意な会社です。3tまでの超大型機を筆頭に、量産向きの機械が多数製造されています。テスト機があるので、購入前の実験が可能です。

所在地 東京都荒川区町屋6-3-2
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小型から大型まで幅広くラインナップされているハイマージャシリーズ。50mlからの処理が可能な機械があります。カスタマイズ対応も様々な例があります。

所在地 栃木県宇都宮市茂原1-2-19

紡績業からスタートした倉敷紡績(クラボウ)。250mlの研究向きの機械から、10Lの容器を処理できる大型機までをラインナップ。自転公転方式で、効率的な撹拌脱泡が可能です。

所在地 大阪府大阪市中央区久太郎町2-4-31

液体制御装置のトータルエンジニアリング企業であるシーテック。撹拌脱泡機は1点のみ製造しています。卓上でコンパクトに使用できるのに、4Lも処理できるところが魅力です。

所在地 東京都大田区多摩川2-12-11

5つの専門分野で製品の開発を行う写真化学。多様な機種モデルを展開しているため、自社の要望に合う機械が見つかりやすいでしょう。

所在地 京都府京都市中京区烏丸通二条下ル秋野々町518番地 前田エスエヌビル4F

研究開発向きの撹拌脱泡機を多く製造しているメーカーです。様々な事例を機械ごとに紹介しているため、事例ベースで使うべき機械が分かる仕組みになっています。

所在地 東京都千代田区外神田2-16-2 第2ディーアイシービル

超音波機器メーカーのソニックテクノロジー。超音波を活用した撹拌脱泡の機械を製造しています。大型の機械が多いため、量産向きです。

所在地 東京都板橋区舟渡3-5-8-503

創造型企業の日本ソセー工業。1Lから撹拌脱泡できる機械から、ペール缶のまま処理できる機械まで、中~大容量の機械が製造されています。

所在地 愛知県名古屋市南区南野 1-99

開発型企業として独創的な製品の開発に注力しているマルコム。シリンジ専用の撹拌脱泡機1点のみ製造されています。遠心力や上下流動を活用した方式で処理が行われるのが特徴です。

所在地 東京都渋谷区本町4-15-10

撹拌機の専門メーカーとして色々な種類の撹拌機を製造しているミキスタ工業。200mlのものから48Lの処理ができるものまで、幅広くそろえています。

所在地 東京都江東区東陽7-4-11-1107

4カップ同時処理というユニークで効率性の高い撹拌脱泡機を製造しています。研究向きの300mlから20Lまで、さまざまな用途に対応可能。さらに熟練の技術者がカスタマイズ対応も行います。

所在地 新潟県上越市柿崎区法音寺345番地

ディスペンサー総合メーカーの武蔵エンジニアリング。シリンジでの処理向き機械を製造しています。シリンジの充填機など周辺機械も製造しているなど、総合的に頼れるメーカーです。

所在地 東京都三鷹市下連雀8-7-4

撹拌機と脱泡装置を個別に購入できるようになっていて、自在な組み合わせが可能です。液体制御を得意としていて、総合ユニットも製造しているのが特徴。量産向きといえます。

所在地 千葉県浦安市北栄4-10-25

水のソリューションカンパニーである横田製作所。現在は脱泡機をメインに製造しています。大量の溶液を一気に脱泡したい場合に重宝する機会を見つけられます。

所在地 広島県広島市中区南吉島1-3-6

撹拌脱泡機以外にも多くの製品に対応しているイーガーコーポレーション。2つの撹拌・脱泡方法を組み合わせることによって効果的に撹拌脱泡できる製品を取り扱っています。ムラなくキレイな仕上がりを目指せます。

所在地 大阪府泉北郡忠岡町馬瀬3丁目1番1号

主に自動はんだ付けロボット・レーザーはんだ付け装置を取り扱っているジャパンユニックス。撹拌脱泡機はソルダーペースト専用のミキサーや、高粘度の材料に適したミキサーなどの取り扱いがあります。

所在地 東京都港区赤坂2-21-25

幅広い製品を取り扱っており、中でも近赤外線(NIR)センサーを中心に製品を展開しているビートセンシング。撹拌脱泡機は撹拌棒がなく、清潔に保ちやすい製品です。頻繁に展示会にも参加しています。

所在地 静岡県駿東郡清水町徳倉1072-1

革新的な製品・機材を開発している有限会社タクミ技研。比重の異なる材料も攪拌できる真空攪拌脱泡機や高粘度物質の攪拌・脱泡に最適な実験用ニーダーなどさまざまな攪拌脱泡機を製造しています。

所在地 大阪府阪南市貝掛1414番地

スクリューをコア技術とした、粉体装置や液体装置の設計・製作を行っている株式会社セイワ技研。容器内の高粘度物質と微粉末を均一に攪拌・混合できる、真空脱泡振動攪拌機を取り扱っています。

所在地 広島県広島市佐伯区五日市町上河内141-2

研究開発段階の特殊試験装置や評価装置、電気、化学、建築関連機器の製造を行っているアクシス株式会社。自社開発技術を搭載した「カンタン混ぜ器マゼキー」という攪拌脱泡機を取り扱っています。

所在地 東京都荒川区南千住3-6-15

「クライアント・ファースト」をモットーとする株式会社トリイ。お客様の要望に合わせてカスタマイズした製品を製作しており、研究用小型装置から量産装置まで幅広い実績を持っています。

所在地 愛知県知多郡武豊町字塩田192-3

バイオメディカルサイエンスは攪拌難易度の高い材料を均一に混ぜられるものから、均一攪拌と微小気泡除去をハイスピードで処理できるものまで、さまざまな攪拌脱泡機を取り扱っています。

所在地 東京都新宿区早稲田鶴巻町530

合成・材料、分析、ライフサイエンス、機器・機材など幅広い製品カテゴリに対応している富士フイルム和光純薬。「AWADA TURN」という対流攪拌の小型卓上自公転撹拌機を製造しています。

所在地 大阪府大阪市中央区道修町3-1-2

真空脱泡用デシケーターを取り扱っている伸榮産業。オーダーメイドにも対応しているため、既存のデシケーターではサイズが合わないような場合も相談できます。研究開発空間のコーディネートなども相談可能です。

所在地 大阪府大東市新田西町1番10号

ステンレス容器の製作、オーダーメイドに強い日東金属工業。攪拌機とステンレス容器をセットで販売していて、攪拌機は一部製作にも対応しています。さまざまな形状の撹拌向け容器を取りそろえている会社です。

所在地 東京都中央区日本橋浜町2-53-2(本社)

受注生産を基本としており、見積もりから出荷に至るまで細かい相談が可能な藤澤鐵工所。要望を確認し、それにできるだけ沿った形で製品づくりを行ってくれる会社です。大型の真空脱泡機も取り扱っています。

所在地 岐阜県各務原市金属団地102

アズワンは科学機器・産業機器・病院介護の3つの分野を主要事業としている企業です。撹拌と脱泡で比率を変えることができる、タッチパネル式で操作が簡単な撹拌脱泡機を販売しています。

所在地 大阪府大阪市西区江戸堀二丁目1番27号

サンプラテックはプラスチック製の実験器具・機器の製造と販売を行う企業です。アクリル製の撹拌脱泡機を3種類販売していますが、カスタマイズやオーダーメイドにも対応してもらえます。

所在地 大阪府大阪市北区同心2-1-3

エム・テクニックはナノテクノロジーを活かした新材料の活用を得意とする企業で、撹拌脱泡機においては受注生産で利用者のニーズに応じるカスタマイズもできるよう目指しています。

所在地 大阪府和泉市テクノステージ2丁目2番16号

島崎エンジニアリングはモノづくりを追及している会社で、常に求められる攪拌機の改善・改革に取り組んでいるのが特徴です。独自の往復回転式撹拌機や、ロータリー式撹拌機・混合機の設計、製造を行っています。

所在地 茨城県常総市菅生町2541-1

~10リットル程度の少量液から、~200リットルまでの撹拌に向いているさまざまな撹拌機を取り扱っている会社です。空気・泡の巻き込みや、羽根による事故防止など、さまざまな撹拌機の問題解決に取り組んでいます。

所在地 埼玉県川越市熊野町6-4

超音波を用いたホモジナイザーを取り扱っている会社です。細胞破砕のほか、乳化、分散、混合、脱泡などに向いています。各種機器類のほか、分析・計測・試験機器などに関する製品にも幅広く対応しています。

所在地 東京都中央区晴海1-8-11 晴海トリトンスクエア Y棟36階

ケミカルエンヂニヤリングは受注生産により、目的・用途・レイアウトに適した撹拌脱泡機を製造する企業です。「お客さまに最適な1台」を作ることをモットーにしています。

所在地 大阪府箕面市西小路2丁目7番22号 MKM友ビル3階

チヨダエレクトリックでは加圧方式の撹拌脱泡機をメインに提供していますが、真空引き機能を搭載しているものもあり、複合試験に適します。ISO9001・ISO13485を取得済みです。

所在地 長野県千曲市大字新田124

品川工業所では菓子製造機・食品加工機・医薬品理化学用機器の3種類の分野に対応しています。撹拌脱泡機は混合割合比率の大きな原料の撹拌・混合にも適しており、幅広い用途で活用できるはずです。

所在地 奈良県磯城郡田原本町八尾508

撹拌脱泡に関する用語や現象

高速で材料を自転および公転させて撹拌することができる撹拌脱法機。撹拌しつつ泡を取り除くために用いられるこの装置に関して、おさえておきたい用語や現象を一つずつ解説していきます。

粘度とは、物質がもつ粘性の大きさ、つまり「流れやすさ」を表すのに用いられる値です。粘度を決めようとする際には、粘度計を使います。粘度を知るための方法について、詳しく見ていきましょう。

せん断力は、微細化作用を生じさせます。そして、微細化作用は、撹拌作用のひとつです。ちなみに、せん断速度は、ロータと回転数によって決定します。ただし、ニュートン流体の粘度は、せん断速度に依存しません。

撹拌することで生じる現象のひとつです。流動を理解するために必要な知識として、層流と乱流が挙げられます。層流は規則的な流動ですが、乱流は、進行方向以外の速度に影響する成分を原因とする不規則な流動です。

本来であれば混ざり合うことのない水と油が混ざり合う現象のことを、乳化といいます。身近な例として、ドレッシングや牛乳などを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。撹拌をすることで、乳化現象が起こります。