このページでは、歯科技工用に使用できる撹拌機についてピックアップして特徴をチェックしていきます。制作物の質を高められる特徴や、実際に利用した場合の利便性などについて確認しながら、最も適したものを選びましょう。
レンフェルト社による、ベーシックな機能性を持った真空撹拌機です。練和時間や回転数の設定が可能な為、臨機応変に活用していけるでしょう。設置場所を選ばず取り回しが良い、バキューム内蔵タイプとなっています。
回転数は100~450min、バキュームは16L/min。一般医療機器として届出されており、鮮明で見やすい大型液晶を採用しているため安全性に配慮しながら使用できるでしょう。
独自に開発した加熱技術により、材料の量に関係なく均一に加熱できる撹拌機です。恒温機能によってどのような温度環境かでもスムーズに排出できる他、アクティブ型攪拌翼を採用することによって、きめ細かな攪拌を可能としています。
容器は強耐蝕性を持つステンレス鋼を使用し、材料成分に影響を与えることはありません。材料の量によって2段階の過熱モードを選択できるなど、柔軟な活用が可能。内部容積は5Lとなっています。
コンパクトなエアーバキューム方式を採用した、真空攪拌埋没機です。コンプレッサーからのエアーを吸引圧力に変換するシンプル設計であり、稼働中の音も静かな点が特徴。オプションであるスタンド式と壁掛け、どちらの方式でも設置して活用できます。カップが急に落下しないようリリース機構になっており、メンテナンスのしやすさにも配慮したデザインとなっています。
攪拌カップは大(500ml)と小(250ml)を標準搭載しており、攪拌時間は10~90秒の間で任意設定可能。
診療用機械や技工用機械、CAD/CAMシステム、歯科用模型などに対応した真空練和機です。真空ポンプ内蔵でエアー配管が不要な真空撹拌機として設計されており、材料に合わせて安定した回転速度による練和が可能となっています。
壁掛け用ブラケットが搭載されているため、壁掛け設置で取り回しが良いのが特徴。吸引フィルタの予備や、小ボール・中ボールセットが各1つずつ付属しています。別売りのスタンドによる設置も可能など、現場に合わせた設置ができるでしょう。
歯科技工向けの歯科ラボ機器として開発された、真空攪拌脱泡ミキサーです。1.5L各汎用機がオプションとして提供されており、本体重量は約28㎏。泡立ちを取り除く機能が 標準で備わっていることから、きめの細やかな攪拌が可能です。
回転数は1~550rpmの間で柔軟に調整が可能など、臨機応変に扱えるのが特徴。本体寸法は33㎝×30㎝×53㎝とコンパクトに設計されているため、設置場所を選ばない点も強みです。
モリタによる歯科技工用の真空撹拌機です。羽の清掃性や練和性、メモリー機能など細部に至るまで操作性を追求して開発されたもので、羽の材質はステンレス採用のため石膏や埋没剤の付着が少なく、メンテナンスしやすいのが特徴、タイマー機能搭載で、任意の3パターンの秒数を設定可能。以降は設定したパターンを呼び出すことができます。
フィルタのメンテナンス時期は圧力センサーで監視。攪拌中の音も静音設計で約50dbにまで抑えられています。
独自の4カップ仕様により、最大80Lの大量処理が可能。
1カップ300mlから7000mlまでの間で、容量区分のラインナップが最多。
研究用コンパクト機のなかでも、100mlの最小モデルあり。
2021年11月2日時点でGoogle検索で「撹拌脱泡機」と検索し表示されたメーカー公式サイト19社の中から、「カスタマイズ可能」「レンタル可能」「デモ利用可能」の記載があった3社を表示しています。それぞれのメーカーが生産している機械のラインナップの特徴を基に、利用シーンをお勧めしています。
※多量・大容量の処理向き…一度に合計40L以上の処理を行える機械を生産しているメーカーを選出。小~中容量の処理向き…300mlから1Lの容量で処理可能な機械を多種生産しているメーカーを選出。小容量での開発処理向き…100mlの容量で処理できる機械を多種生産しているメーカーを選出。