基礎研究、動物研究、植物研究を通してライフサイエンスの根幹を支えるソリューションを提供しているバイオメディカルサイエンス。このページでは、攪拌脱泡機の容量や大きさなどの概要や会社の特徴などをご紹介します。
バイオメディカルサイエンスでは、さまざまな攪拌脱泡機を製作しています。公式HP・公式カタログに掲載されている製品は「撹拌&脱泡装置 K-MIXER」「マイクロプレート撹拌脱泡装置 FK-62T」「マゼルスター BC-KK300SS」「マゼルスター BC-KK250S」の4つです。
「撹拌&脱泡装置 K-MIXER」は自動公転式ミキサー。攪拌羽根を使わずに自動公転と真空減圧により、攪拌・脱泡を行います。カップやシリンジなどの容器内に材料を入れるだけで簡単に処理できるのが特徴。さらに攪拌羽根や刃などの器具を洗浄する必要もありません。
「マイクロプレート撹拌脱泡装置 FK-62T」は均一攪拌と微小気泡除去をハイスピードで処理できる遊星式攪拌・脱泡装置です。1回約1~3分間のハイスピード処理で、3種類の異なる動作パターンの連続運転を可能とする「ステップモード」が備わっています。
オプションを追加すれば、PCRチューブや遠沈管、チューブプレートなどにも対応可能です。
「マゼルスター BC-KK300SS」は攪拌難易度の高い材料を均一に混ぜることのできる攪拌脱泡機です。高粘度や比重差の大きい材料など幅広く対応できます。
「マゼルスター BC-KK250S」は自動公転速度独立可変タイプの攪拌脱泡機。児童と好転の比率を変えられるため、比重差の大きな材料でも適切な攪拌脱泡条件を設定できます。
お客様の使用環境や用途に合わせて、オーダーメイドでの機器・機材の製作の検討を行っています。カスタマイズが必要な場合は相談してみましょう。
バイオメディカルサイエンスは公式HPに掲載されているだけでも4つの攪拌脱泡機の制作を行っています。4つも選択肢があるので、自社のニーズに合った製品を選ぶことが出来るでしょう。旧モデルは特別価格で提供しているものもあるので、ぜひ公式HPからチェックしてみてください。
バイオメディカルサイエンスの製品は、基本的にサンプルの提供を可能としています。1個単位で販売している製品はサンプルの提供はできないとしていますが、見本品を貸出しできる場合もあるようです。
その他にもバイオメディカルサイエンスが取り扱う撹拌機が多数あります。その特徴について情報をまとめました。
ヘッド交換が不要なタイプです。7種類のチューブや、96プレートが用意されており、多種多様なニーズに対応できます。スピードも3段階で調整できるのもポイントです。振とう速度は1,000、2,000、3,000rpmで切り替え調整できます。振とうは断続、オフ、連続の切り替えも可能です。
ヘッド部分を含めても「幅173×奥行190×高さ197mm」のため省スペースで使えます。重量も3.93キロしかないため、使用場所を限定しません。操作も難しくないですし、本体部分の清掃も手軽にできます。
チューブ50本でも同時に対応できる大容量タイプです。試薬や検査薬の混合や撹拌や反応促進を効率化します。オプションにフォームラックがあり、チューブを固定することで多検体でも同時に撹拌可能です。
ガラス管の他、テストチューブや遠心チューブなど、幅広い容器に対応できます。さらに最大で2,500rpmの撹拌も可能です。マイクロプロセッサ制御で、均一なボルテックスもできます。設定温度や時間もLCD表示で見やすいです。吸盤で機器の振動とスライドを防げます。
ミキシングとスピンダウンができる撹拌遠心機です。チューブを取り出さなくても行えます。通常、反応実験の試薬混合では、ミキシングとスピンダウンを手作業で行わなければなりません。その手間をスイッチだけで簡単にできます。
チューブの連れ回転防止や、回り止めや抜き取りなど、取り外しが指先だけで可能です。また、クリーンベンチ内でも使えます。ミキシングの目視も可能で、撹拌速度のコントロールもつまみで可能です。チューブの回り止めにより、上下動や回転のがたつきがありません。振とうで気泡ができにくいことで酸素の失活対策ができます。
チューブを取り出さずに、ミキシングとスピンダウンを行えます。マイクロチューブによる試薬混合で必要なミキシングや、スピンダウンの行き来の手作業の手間が省けるのもポイントです。スイッチで簡単に行えます。
背も高くないため無駄を省けるコンパクトタイプです。クリーンベンチ内でも使えます。ミキシングの目視が可能で、撹拌の速度調整もつまみだけで簡単です。高速回転にも対応できるため激しい撹拌動作にも耐えられます。
所在地 | 東京都新宿区早稲田鶴巻町530 |
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営業時間 | 公式ホームページに記載なし |
定休日 | 公式ホームページに記載なし |
電話番号 | 03-6205-5310 |
公式HP | https://www.bmsci.com/ |
独自の4カップ仕様により、最大80Lの大量処理が可能。
1カップ300mlから7000mlまでの間で、容量区分のラインナップが最多。
研究用コンパクト機のなかでも、100mlの最小モデルあり。
2021年11月2日時点でGoogle検索で「撹拌脱泡機」と検索し表示されたメーカー公式サイト19社の中から、「カスタマイズ可能」「レンタル可能」「デモ利用可能」の記載があった3社を表示しています。それぞれのメーカーが生産している機械のラインナップの特徴を基に、利用シーンをお勧めしています。
※多量・大容量の処理向き…一度に合計40L以上の処理を行える機械を生産しているメーカーを選出。小~中容量の処理向き…300mlから1Lの容量で処理可能な機械を多種生産しているメーカーを選出。小容量での開発処理向き…100mlの容量で処理できる機械を多種生産しているメーカーを選出。