合成・材料、分析、ライフサイエンス、機器・機材など幅広い製品カテゴリに対応している富士フイルム和光純薬。このページでは、攪拌脱泡機の容量や大きさなどの概要や会社の特徴などをご紹介します。
富士フイルム和光純薬は「AWADA TURN」という小型卓上自公転撹拌機を製造しています。自公転攪拌により泡立ちが少なく、マイクロチューブのふたに溶液を付着させることなく攪拌を行えるのが特徴の製品です。
対流攪拌のため界面張力の強い材料でも攪拌が可能となっています。さらにエマルジョン形成や粉末試薬の溶解、高粘度溶液の拡販にも適しています。攪拌と遠心機能をスイッチ一つで切り替えられ、マイクロチューブでのサンプル攪拌を行いふたに付着した液滴のスピンダウン操作の効率化といった実験をサポートします。
また小型でコンパクトな設計となっているのも大きな特徴。設置スペースが限られている場合にもおすすめです。
公式ホームページに記載なし
富士フイルム和光純薬では、攪拌脱泡機「AWADA TURN」のアプリケーションノートを公開しています。エマルジョン形成や高粘度溶液の攪拌、粉末の攪拌、時期ビーズの攪拌と集磁などの実験映像・画像が公式HPに掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
富士フイルム和光純薬は合成・材料、分析、ライフサイエンス、医療品製造・品質管理、常用試薬・ラボウェア、受託サービス、機器・機材、エンドトキシン試験などのカテゴリの製品を製作しています。さまざまな製品を製造しているため、高いノウハウと実績を誇るのが特徴です。
富士フイルム和光純薬は、試薬、化成品、臨床検査薬など多岐にわたる事業を展開する企業です。同社は、さまざまな分野において高品質な製品を提供し、国内外の多くの研究・医療機関から信頼されています。
富士フイルム和光純薬は、試薬事業において国内有数のリーディングカンパニーとして広く知られています。創業以来、研究者や技術者のニーズに応えるため、高品位な製品を提供し続けてきました。特に、科学技術の発展に貢献するため、試薬の品質や多様性を追求してきた姿勢は、多くの顧客から高く評価されています。
富士フイルム和光純薬は、国内外の多様な市場や研究動向に応じた製品を提供しています。自社製品を中心に、さまざまな研究開発ニーズに対応する製品群を揃えており、スピーディーかつ柔軟な供給体制を確立しています。この体制により、顧客は必要な試薬を迅速に入手できる環境が整っています。
同社の試薬は、主に東京工場と大阪工場で生産されています。また、愛知工場では再生医療用培地やバイオ医薬製造用培地の生産設備を完備しており、高度な技術を駆使した製品の開発・生産が行われています。これにより、研究分野での信頼性と製品品質が確保されています。
富士フイルム和光純薬は、顧客への情報提供にも力を入れています。「和光純薬時報」や「Bio Window」といった情報誌の発行に加え、学術セミナーや展示会を通じて製品情報を発信。これにより、研究者との双方向のコミュニケーションが図られ、顧客満足度が向上しています。
化成品事業では、富士フイルム和光純薬が長年にわたり培ってきた有機合成技術を活用し、社会のニーズに応える製品を提供しています。この事業では、主に高分子分野やエレクトロニクス、医薬、化粧品、電池分野で優れた製品を展開しています。
同社は、独自の合成技術や品質管理体制を駆使し、特に高付加価値製品の開発に注力しています。これにより、研究開発から商業生産まで一貫してサポートし、顧客のニーズに応える体制を整えています。特に、エレクトロニクスや電池分野においては、精密な合成技術を用いた高性能製品が注目されています。
化成品事業では、禁水や禁酸素を必要とする高度な製造プロセスを採用し、精密な品質管理を実施しています。また、微量金属の分析技術や精製技術を駆使し、安定した品質を確保しています。これにより、顧客は安心して高品質な製品を利用できるのです。
富士フイルム和光純薬は、受託製造サービスにも力を入れています。長年培ってきたノウハウと品質管理体制を基に、顧客の製品づくりを全面的にサポートします。東京工場や愛知工場、播磨工場などを中心に、ラボ検討から商業生産まで一貫した開発・製造体制を整えており、さまざまなニーズに応えています。
富士フイルム和光純薬の臨床検査薬事業は、医療の現場において重要な役割を果たしています。同社が提供する臨床検査薬は、がんや生活習慣病の診断などに広く使用されており、人々の健康維持や病気の早期発見に貢献しています。
同社は、国内トップシェアを誇る生化学検査試薬や、10分以内で結果が得られる免疫検査システム「Accuraseed®」など、先進技術を活用した製品を数多く提供しています。これらの製品は、医療現場で高く評価されており、医師の診断をサポートする重要なツールとなっています。
富士フイルム和光純薬は、幅広い臨床検査薬を提供するだけでなく、医療現場のニーズに合わせた提案力を持っています。これにより、単なる製品提供だけでなく、運営支援やトータルサポートを実施し、医療の質を向上させています。
同社の臨床検査薬は、三重工場や三重菰野工場で生産されています。これらの工場は設備を備え、全自動の生産ラインによって高品質な製品を効率的に生産しています。これにより、国内外の医療機関に安定供給を実現しています。
QuickGeneシリーズは、特殊な多孔質メンブレンと先進の高分子製膜技術を用いた自動核酸分離システムであり、従来の核酸吸着媒体と比較して圧倒的な性能を発揮します。
極薄(100μm以下)のメンブレンは低圧力下でもサンプルを迅速に透過し、核酸へのダメージを抑えながら高純度・高収量なDNAやRNAの分離を実現。専用キットとの組み合わせにより、研究室単位や個人での使用にも適しており、短時間で必要な核酸量を確実に分離できるため、実験効率の向上や信頼性の高い結果が得られる点が大きな特徴です。
DS-11シリーズは、微量分光測定と蛍光測定を一台で実現する装置です。タッチパネル方式の直感的な操作により、吸光度、スペクトル、濃度、純度などの各種パラメータを正確に表示し、測定結果を迅速に得ることが可能です。
さらに、SmartpathテクノロジーやBridge Testing機能により、低濃度から高濃度まで幅広いサンプルの定量を正確に行えるほか、菌濁度測定やカイネティクス測定にも対応しています。これらの機能により、研究者は多様な実験条件下でも安定した測定結果を得ることができ、信頼性の高いデータ取得がしやすくなります。
MicリアルタイムPCRは、Magnetic Induction Heating方式を採用したリアルタイムPCR装置です。ウェル間の温度均一性は標準モデルで±0.1℃、HRM対応モデルでは±0.05℃と高精度で、35サイクルをわずか25分で達成することが可能です。
小型かつ軽量な設計により、設置場所を選ばず持ち運びも容易で、研究環境に柔軟に対応できます。さらに、多重検出機能やUSB、Bluetoothによるデータ転送により、効率的なデータ管理が実現されており、コスト削減と時間短縮につながることで、研究開発を強力にサポートしてくれるでしょう。
アメリカAmplyus社が提供するサーマルサイクラーです。手のひらサイズのコンパクトな設計を採用しており、狭い実験室や教育現場での使用に適しています。操作は専用ソフトウェアにより行われ、Windows、Mac OS、iOS、Android、Chrome版など多様な環境で対応できるのがメリットです。
PCR性能はベンチトップ型装置にも劣らず、高精度な温度制御が実現されています。また、専用試薬や特別なチューブを必要としないため、コスト面でも優れた汎用性を誇ります。USBケーブルやBluetoothによる接続が可能で、各種デバイスとの連携がスムーズに行えて、実験効率の向上につながります。
所在地 | 大阪府大阪市中央区道修町3-1-2 |
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営業時間 | 公式ホームページに記載なし |
定休日 | 公式ホームページに記載なし |
電話番号 | 06-6203-3741 |
公式HP | https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/index.html |
独自の4カップ仕様により、最大80Lの大量処理が可能。
防爆仕様のため大量の材料を混ぜても安心
シリカ、高粘度樹脂、ワニス、セラミック増粘剤、オイル、UV硬化性樹脂など
1カップ300mlから7000mlまでの間で、中容量のラインナップが最多。
撹拌による温度上昇を抑制することができる
接着剤、フィラー、導電性ペースト顔料、酸化チタンなど
研究用コンパクト機のなかでも、100mlの小型モデルあり。
新規材料でのレシピ提案のアフターサービスあり
シール材、グリス、ガラスペースト、シリコーン樹脂、PDMSなど
2021年11月2日時点で、Google検索で「撹拌脱泡機」と検索し表示されたメーカー公式サイト19社の中から、「カスタマイズ可能」「レンタル可能」「デモ利用可能」の記載があった3社を表示しています。それぞれのメーカーが製造している機械のラインナップの特徴を基に、利用シーンをお勧めしています。
【選出基準】
多量・大容量の処理向き…一度に合計40L以上の処理を行える機械を製造しているメーカーを選出。
小~中容量の処理向き…300mlから1Lの容量で処理可能な機械を多種製造しているメーカーを選出。
小容量での開発処理向き…100mlの容量で処理できる機械を多種製造しているメーカーを選出。