アクアテックスでは、撹拌の問題を解決するための製品開発などを行っています。取り扱い製品の特徴や、会社の基本情報などについて紹介します。
C-MIXは、空気を巻き込まない構造になっていることから、泡立ちを防止できるのが大きな特徴です。できるだけ消泡・脱泡作業に時間を取られたくないと考えているような場合にも向いているでしょう。
遠心力の力を使って水流を発生させ、均一に容器の隅まで撹拌できるようになっています。また、羽根がないのも大きな特徴です。
C-MIXについては、ビーカーやフラスコなどに対し、少量のみ入れた液体を攪拌するのに活用できる攪拌機です。
カスタマイズの詳細については不明ですが、適用や要望などによってどのような材質についても製造が可能とのことです。
アクアテックスでは、ビーカー・フラスコなどに使える攪拌機のほか、一斗缶・ペール缶、ドラム缶・小型タンク、大型タンクに対応できる撹拌機を取り扱っています。これらの既存製品では用途と合わないと悩んでいる場合は、カスタマイズについて相談してみてはいかがでしょうか。
攪拌機の中には、ある程度の液体量が必要になるものもありますが、アクアテックスではビーカーやフラスコなどでも使える撹拌機を取り扱っているのが特徴です。
C-MIXは、モノづくり日本会議・日刊工業新聞社が主催している「超モノづくり部品大賞」において、2019年に機械・ロボット部品賞を受賞しています。液体が泡立つことなく、よく混ざる点が高く評価されました。~10リットル程度の少量の撹拌を行いたい場合に向いています。
撹拌機を使用するにあたりよくある問題が、空気や泡の巻き込み、隅部分の液体残りなどです。また、粘度が高い場合、うまく撹拌できないような撹拌機も珍しくありません。
アクアテックスでは、こういった問題の解決に繋がる撹拌機を開発している会社です。アクアテックスが開発した製品では、容器の底に沈降堆積するのを防いだり、均一に撹拌したりできます。
他にも企業によって抱えている撹拌の悩みは異なりますが、撹拌の問題解決を目指している会社なので、幅広い相談が可能です。
撹拌機の多くには羽根が取り付けられており、誤った取り扱いによる接触事故リスクがあります。特に日々繰り返し行われる作業の中で慣れが生じてケガをしてしまうことがありますが、アクアテックスでは羽根のない撹拌機を取り扱っているのが特徴です。
羽根との接触による事故やケガを極力減らしたいと考えているような場合にも向いているでしょう。
アクアテックスでは攪拌脱泡機の他にも、様々な使用環境や作業工程に合わせた攪拌機を設計・開発しています。
卓上に設置できるコンパクト設計の攪拌機です。攪拌中に原料の粘度変化が生じても設定回転数を維持できる上、実験環境に悪影響を与えないよう静音設計・ノイズ防止設計になっています。また材料に負荷をかけない攪拌で実験への影響を抑えられることも特徴です。
塗装業界や塗装作業の現場において、塗料の入った4リットル丸缶などの攪拌に利用できる攪拌機です。粘度の高い原料も空気の巻き込みを抑えつつしっかりと攪拌できる上、使用時は丸缶の上部に攪拌機を載せるだけのシンプル設計となっています。
実験器具として使用されるフラスコの攪拌に特化した攪拌機であり、フラスコを利用する研究者などのニーズに応えるようデザインされました。フラスコに差し込んで取り付けるだけでセット可能となっており、攪拌羽根や突起物がなく原材料への影響を抑えられます。
エアモーターと攪拌機が一体となっているポータブルタイプの攪拌機です。攪拌体にはアクアテックスのC-MIXが採用されており、容器内を隅々まで攪拌しつつ液の飛散を抑えて周囲を汚さないといったメリットがあります。
電動モーターとC-MIXを採用したポータブルタイプの攪拌機です。単相100Vの電力で使用できる上、エアモーター式のように定期的な給油を必要としません。またモーター回転数を5段階に変更することが可能です。
一斗缶の攪拌に特化した攪拌機であり、エアモーターを採用することで電気を使えない環境でも攪拌作業を行うことができます。一斗缶のフタに一体化しているタイプと、フタを外した一斗缶の縁にフックがけで固定するタイプがあります。
一斗缶に固定して使用する攪拌機であり、動力源が電動モーターになっているタイプです。単相100Vと三相200Vに対応しており、攪拌容量は20リットルまで対応可能です。なお回転数は10~800rpmの範囲で調整することができます。
200リットル容量のドラム缶に固定して内部を攪拌する装置です。動力源にはエア駆動モーターが採用されており、スパークが発生しないため引火性物質など防爆環境が求められる場面でも安全に使用することができます。
200リットル容量のドラム缶を攪拌できる、電動モーター式の攪拌装置です。大容量の攪拌を行うことが可能なのに、ブラシレスDCモーターを採用することで静音性にもこだわられました。回転数の調整が10~800rpmの範囲で可能です。
密閉状態にあるドラム缶を、フタを切り開かずに攪拌できる装置です。工場などに設置して利用するだけでなく、ポータブルタイプの攪拌機として使用する場所を移動させることもできます。ドラム缶の口から攪拌軸を挿入し、C-MIXで内部を攪拌します。
1000リットルのIBCコンテナタンクの上部に設置して攪拌する、ハイパワー攪拌装置です。
電動モーター式とエアモーター式の2種類がラインナップされており、アルミフレームによって本体部分の軽量性と耐久性も向上されています。
1000リットルを超える大型タンクや大容量の容器などに関しても、攪拌条件に合わせて専用攪拌装置をオーダーメイドしています。最大液量1万リットルまで対応可能となっており、素材もステンレスや樹脂など複数の材質から選択可能です。
所在地 | 埼玉県川越市熊野町6-4 |
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営業時間 | 公式ホームページに記載なし |
定休日 | 公式ホームページに記載なし |
電話番号 | 049-237-6226 |
公式HP | https://premium.ipros.jp/aquatechs/ |
独自の4カップ仕様により、最大80Lの大量処理が可能。
1カップ300mlから7000mlまでの間で、容量区分のラインナップが最多。
研究用コンパクト機のなかでも、100mlの最小モデルあり。
2021年11月2日時点でGoogle検索で「撹拌脱泡機」と検索し表示されたメーカー公式サイト19社の中から、「カスタマイズ可能」「レンタル可能」「デモ利用可能」の記載があった3社を表示しています。それぞれのメーカーが生産している機械のラインナップの特徴を基に、利用シーンをお勧めしています。
※多量・大容量の処理向き…一度に合計40L以上の処理を行える機械を生産しているメーカーを選出。小~中容量の処理向き…300mlから1Lの容量で処理可能な機械を多種生産しているメーカーを選出。小容量での開発処理向き…100mlの容量で処理できる機械を多種生産しているメーカーを選出。